展示会場のギャラリートーク


第46回悠美会国際美術展

 

鉛筆画     小林 岳    先生 

能面彫師    荒 昌二朗  先生

写真家   唐戸 基登  先生

彫刻家         吉野 ヨシ子 先生

    和紙絵画    石田 千恵子 先生   


鉛筆画  小林 岳 先生

東京都出身 

 

鉛筆と紙による細密なモノクローム表現を特徴とする鉛筆画家

 

石の質感やドリアンなどの複雑な形状の細密模写で他に類を見ない。

 

石のモザイクによる幾何学的図像、影を強調した人物画、形のユニークな果実や花(ドリアン/ヘリコニア/ロザリオーサ)等、独特なモチーフを描いた作品が好評。



能面彫師 荒 昌二朗 先生

1995年    日本橋三越文化センター能面講座にて能面を初めて打つ

2000年    荒家 家伝號「杢右衛門」再興六代目(荒家 39代)襲名

              「杢右衛門」とは旧奥州相馬藩、彫刻・細工師、江戸末期5代

2001年    能面「花玄会」設立、主宰・独立、

            「第一回花玄会」能面展定例会開催

2003年    NPO法人ふるさと学舎(日本伝統文化振興集団)設立参加

               専務就任

2007年    読売日本テレビ文化センター大宮 能面講座講師就任

               草加市 氷川神社「翁」奉納

2011年    NPO法人ふるさと学舎、理事長就任

     読売日本テレビ文化センター錦糸町 能面講座講師就任

               草加市 氷川神社「黒式尉」奉納

2012年    つくば市小田「華の幹」(はなのき)にて第1回花能面展施行

2013年    熊谷市妻沼「聖天山」門前「ふく屋」にて、花玄会、能面展

2014年    つくば市小田「華の幹」にて、第3回花玄会能面展施行

2015年   足立区「昭和の家」にて、面打ち20周年記念「個展」開催

2018年    面打ち號/「昌国」(まさくに)を名乗る。

               足立区「性翁寺」、「足立姫」奉納15周年記念「翁」奉納



写真家 唐戸 基登 先生

 

50年 写真を撮り続けているが、作品として撮影するのは圧倒

 的にモノクロが多い。

 

和のモノクロはハイコントラストで表現する事が殆どで物の形や光のありようを捉え、感情を伝えたいと共に見る人に何かを感じてほしいと思っている。

 

モノクロは感情を読み取るのに適していると考えている。



彫刻家 吉野 ヨシ子 先生

千葉県展審査員・福島県展審査員・市川展審査員

 

個展 ニューヨーク・原宿・日本橋・京都・福島・千葉 等

 

グループ展/選抜展/公募展

 

作品について

 

金属彫刻を中心に新聞アートや遊アート・アクセサリーなど制作。

 

金属だと冷たい感じがするが、無機質から有機質へ変化していく過程は、とてもワクワクする。どんな作品にしていくかの過程は、形から思いへ行く場合もあり、思いから形に行く作品もある。 彫刻はあってもなくても良いが、あると心が癒される。こんな作品を 創れたら、いいなと思う。きっと無理かもしれないが・・・



和紙絵画 石田 千恵子 先生

 

美しい和紙に魅せられて絵具材として和紙を自由に表現しようと

してきた。いつも自分の興味ある好きな物を題材として、薄紙から厚紙そして、昔ながらの紙縒(こより)仕法などで創作している。

 

今回は、ゆれるブランコをヒントにイメージしてみた。